軍事とかの知識や情報を集めるために

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  • #115982
    Draco
    メンバー

    お世話になっております、Dracoです。

    私も初めて時間的にそんなやってるわけではないのですが、
    「戦術」や「戦略」と大上段に構えずに「個人レベルの立ち回り」レベルでのオススメ書籍を。
    「Arma始めたけど地図とグリッドの読み方がわからない」、「すぐ死んでしまう」とかそういう方向けに。
    「ミッションを作ろう」と言った目的ではどちらかと言うと向いてないと思います。

    コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル(1)(新装版)
    コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル (1)(旧版)
    コンバット・バイブル―アメリカ陸軍教本完全図解マニュアル〈2〉

    両方持って読んでいますが、「古い」という点を差し引いても、基礎、基本的な知識を身に着けるにはすごくいい本かと思います。
    「日本語で読め」て「マンガ形式で図が豊富」で、「まとまってる」点だけでも価値ある本です。
    米軍のフィールドマニュアルはほんの少し読みましたけど正直疲れます。(英語苦手な洋ゲーマーの屑)
    なのでキッチリまとまってるこちらを。Arma3視点で活かせるところがあるかどうかというと、無駄な所等も無いわけではないですが、
    しかしそれを差し引いても価値が有るかなと思います。是非是非。

    戦場の生存術 (中公文庫)

    内容は被る所はありますが、秀逸です。
    小さなノウハウの重要性や、「どれくらいマガジン持っておくといいのか」とかエトセトラを学べます。
    コンバットバイブルで基礎を詰めたら少し応用編踏んでみませんか、というところで一つ。

    三島瑞穂の自衛隊へのアドバイス―危険地帯に向かう自衛隊員の心得

    比較的新しい本(2006年)で、Arma3視点だと少しズレてるのは否定しません。
    しかし、知識が古い物が多い中で少しでも新しい視点を学べるのは価値があります。
    グレネードランチャーと機関銃の有用性等、活かせるところもあると思いますです。

    とりあえず読んでる範囲でのおすすめです。
    「一兵卒をまずは学ぶ」、という視点での紹介でした。

    • この返信は8年、 5ヶ月前にDracoが編集しました。理由: linkボタンからの生成物死んでるよどうなってるの・・・。
    • この返信は8年、 5ヶ月前にDracoが編集しました。
    • この返信は8年、 5ヶ月前にDracoが編集しました。
    #159448
    michy_REV19
    キーマスター

    皆様こんばんは、Arsenal相撲横綱ことみっちータソです。
    日毎に秋も深まり、紅葉の美しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

    さて、航空機と歩兵の連携を楽しむことが出来るのもArma3の醍醐味の一つかと思います。
    攻撃行動時の無線連絡においては情報が正確に通じることが最も重要ですが、最近のCOOPではロールプレイ要素に物足りなさを感じます。
    より戦闘への没入感を高めるために、また円滑な交信を実施できるように、参考としてアメリカでの近接航空支援における無線交信例を紹介したいと思います。
    今回はアメリカ国防総省が策定した、陸海空軍海兵隊沿岸警備隊5軍共用の近接航空支援マニュアルから無線交信例を抜粋しました。
    管制官、パイロット双方ともにお役立て頂ける内容と思います。

    ※JTACや9-Lineに関してはググってどうぞJTACの覚え書き #フィールドマニュアルをご参照下さい。

    EXAMPLE 1–TYPE 1 CONTROL, BOMB ON TARGET MISSION WITH MARK AND SUPPRESSION
    ~状況~

    JTAC(C/S:Texas 17)は歩兵部隊に随伴し支援を行っている。
    歩兵部隊が敵歩兵との交戦を開始したため、JTACはターゲットを目視にて補足し正確な位置を割り出した。
    JTACは支援している部隊の指揮官の指示を受け、即座に統合戦術航空支援要請(CAS機の派遣要請)を行い、歩兵部隊が交戦していることを報告した。
    暫くして、JTACは航空支援作戦センター(ASOC)から2機のF/A-18C(C/S:Winder 61,62)を受領した。
    また、作戦地域内には防空部隊の展開が確認されており、JTACは近接航空支援の管制と同時に、砲兵の火力支援による敵防空網制圧とターゲットマーキングのコーディネート(ここでは省略)も実行した。

    Attack Aircraft: “Texas 17, Winder 61.”
    Texas 17、こちらWinder 61。

    JTAC: “Winder 61, proceed to Mazda block 13 to 14, be advised SA-8 active in target area, you are only aircraft on station, check in when able.”
    Winder 61、IP Mazdaへ進出せよ、指定高度はブロック13~14。目標エリアではSA-8(9K33 装輪車両搭載型6連装ミサイル)が稼働している。そちらのエレメントはこちらの管制下にある唯一の航空機である。可能になり次第チェックインを実施せよ。

    Attack Aircraft: “Winder 61, copy, mission number AB2061, 2 by F/A-18 Hornet. 10 miles north of Mazda inbound from 200 to block 13 to 14, 4 by MK-82 instantaneous and delay fuzing, and 450 rounds of 20 mm each. 35 minutes of PLAYTIME. AT FLIR, Cat II coordinate capable, VDL codes 4797 and 4457 respectively, TIMBER SWEET. ABORT code none.”
    Winder 61了解、ミッション番号AB2061、こちらはF/A-18 Hornet 2機編隊。IP Mazdaの10マイル北に位置しており方位200°から高度ブロック13~14へ進入中、武装は2機とも瞬発信管と遅延信管のMk-82が4発と、450発の20mm機銃。支援可能時間は35分。FLIRカメラを装備、カテゴリ2コーディネートが可能、VDLコードはそれぞれ4797と4457、TIMBER SWEET。攻撃中止符号は無し。

    ~解説~

    ここまではJTACと支援機とのファーストコンタクトからチェックインまでの交信内容です。航空機がハンドオフされたJTACはまず初めに移動先を指定します。ここではIP Mazdaですね。また待機中の高度指定はAltitude Blockというプロトコルを使って指定しています。続いて支援機のチェックインを実施します。チェックインはリード機が代表して行い、支援機の機数(だいたいエレメント=2機単位で派遣)や武装など、支援機の能力を伝達します。
    Cat II coordinateは簡単に言うと目標補足精度のことで、今回はFLIRカメラを搭載しているため、7-15 mの精度を保証するという符丁です。
    VDLコードとは超短波データリンクコードの略で、データリンクに使用する識別コード(2機それぞれ)を示します。
    TIMBER SWEETはリンク16データリンクで情報の受信を確認したという符丁です。
    最後のABORT codeは、安全でない無線機を使用して交信する際に使う攻撃中止コードの指定で、殆どの場合は指定が無く、abort×3を使用します。

    JTAC: “Texas 17, copy, advise when ready for SITREP.”
    Texas 17了解、SITREPの受信用意でき次第知らせ。

    Attack Aircraft: “Winder 61, ready.”
    Winder 61準備良し。

    JTAC: “Threat SA-8 active in target area and small arms. Enemy personnel are dug into fighting positions to the north. Friendlies are a company size infantry element collocated with Texas 17. We have gun position 3 active and in support, gun target line 040. Clearance will come from Texas 17. Weather is clear in the target area. Stay east of Mazda till IP inbound. Advise when ready for game plan.”
    敵のSA-8が目標エリアで稼働中、並びに小火器あり。敵兵は戦線を北に推し進めている。友軍は中隊規模の歩兵でTexas 17と同行している。稼働中で支援可能な砲兵陣地を3箇所有し、砲撃目標線は方位040°。クリアランスはTexas 17が指定。目標エリアの天候は良好。IP 進入までIP Mazdaの東で待機せよ。ゲームプランの受信用意でき次第知らせ。

    ~解説~

    ここではJTACから支援機にSITREPを送信しています。ベタな直訳でSITREP=状況報告ですが、主に攻撃目標と友軍の動向について報告しています。また今回は目標エリアに敵防空網が設置してあり、砲兵のSEADによる支援を受けながら攻撃を実施するため、砲撃部隊の情報についても送信しています。

    Attack Aircraft: “Winder 61, ready for game plan.”
    Winder 61、ゲームプランの受信用意良し。

    JTAC: “Winder 61, this will be a Type 1 control, BOT, 2 by MK-82 each, instantaneous fuzing, 30-second separation, advise when ready for 9-line.”
    Winder 61、Type1管制、Bomb on Target、それぞれ2発のMk-82で瞬発信管を使用、30秒の間隔、9-Lineの受信用意でき次第知らせ。

    ~解説~

    ゲームプランでは、9-Lineに向けて攻撃の方針を伝達します。プランにはType of Controll とType of Methodの2つが必ず含まれます。
    Type of Controllはフィールドマニュアルにも記載されていますが、JTACによる攻撃対象及び支援機の有無及び攻撃許可について指定するものです。ここではType1なので、JTACは攻撃目標と支援機を観測し続け、支援機は攻撃終了後JTACからの指示があるまで再攻撃は許可されません。
    Type of MethodはBOTとBOCの2つがあり、これらは攻撃時の目標補足の有無を指定します。BOCでは目標を目視する必要が無く、高高度投下時やGPS/INS誘導使用時等に使用します。今回のBOTではパイロットが目標(必ずしも敵ではない、スモークでも可)を目視する必要があり、目視した際には目標を目視したという意味の”CONTACT”という符丁を使います。
    ここではこの他に、使用兵装と2機が進入する間隔を指定しています。

    Attack Aircraft: “Texas 17, Winder 61, ready.”
    Winder 61、受信用意良し。

    JTAC:
    “Mazda,
    270 Left,
    12.1.”
    “Elevation, 350 feet,
    Platoon of infantry dug in,
    CM 367 971.”
    “White phosphorous,
    South 900,
    Egress left pull, back to Mazda, block 13-14.
    Advise when ready for remarks.”

    Line1 IP Mazdaから進入
    Line2 IPからの目標方位270° 左フランク
    Line3 IPからの目標距離12.1海里
    Line4 高度350フィート
    Line5 目標は歩兵小隊
    Line6 目標座標 CM 367 971
    Line7 白リンによるマーキング
    Line8 友軍展開位置南900m
    Line9 退避は左方向のちIP Mazda高度はブロック13~14へ復帰
    リマークスの受信用意でき次第知らせ。

    Attack Aircraft: “Ready.”
    受信用意良し。

    JTAC: “Final attack heading 285-330. SA-8 north 1000 meters, continuous suppression, gun-target line 040, stay above 3000. Request IP inbound TOT 50.”
    最終攻撃方位285°~330°。敵対空脅威SA-8が北1000mに展開、制圧はcontinuous、砲撃目標線は方位040°、高度3000m以上を保持せよ。IP進入コールを要求する、目標到達時間は分時50分。

    Attack Aircraft: “Winder 61, 350 feet, CM 367 971, final attack heading 285-330, stay above 3000, TOT 50.”
    Winder 61、目標高度350フィート、目標座標CM 367 971、最終攻撃方位285°~330°、高度3000m以上を保持、目標到達時間は分時50分。

    JTAC: “Good readback, Winder 62 go with readback.”
    復唱良し、Winder 62、復唱せよ。

    Attack Aircraft Dash 2: “Winder 62, 350 feet, CM 367 971, final attack heading 285-330, stay above 3000, TOT 50.”
    Winder 61、目標座標CM 367 971、最終攻撃方位285°~330°、高度3000m以上を保持、目標到達時間は分時50分。

    JTAC: “Good readback.”
    復唱良し。

    ~解説~

    ここでようやく9-Lineとリマークスの伝達を行います。詳細はフィールドマニュアルにも記載があるので割愛しますが、9-Lineを伝達するときは、”Line1″、”Line2″のように番号を言ってはいけないのと、”Break”を挟んではいけないという決まりがあり、JTACは上から3つごとのブロックに分けわずかな間隔を開けて発声します。ちなみに現実ではIPからフランクやオフセットをかけることも少なくありません。今回は敵防空網を避けるよう、左に迂回したうえで攻撃態勢に入るように指示しています。距離の単位がごっちゃごちゃでわかりづらいですね。リマークスに関しても敵防空網を避けるための制約が多いですね。continuousはSEADプロトコルの一種で、フォーラム2ページ末を参照下さい。ここで特に重要なのは目標到達時間=TOTで、SEADのタイミングを合わせるために時間が指定されています。あとIP inboundは指定なければ言わなくてもいいらしい…

    Attack Aircraft: “Winder 61, IP inbound.”
    Winder 61、IP進入。

    JTAC: “Winder 61, CONTINUE.”
    Winder 61、進入継続。

    JTAC: “MARK on deck. Suppression effective.”
    目標をマーキング、防空網制圧は現在有効。

    Attack Aircraft: “Winder 61, CONTACT.”
    Winder 61、目標を補足

    JTAC: “From the MARK, south 100”
    ターゲットはマーキングから南100m

    Attack Aircraft: “Winder 61, IN”
    Winder 61、攻撃態勢に入った。

    ~解説~

    いよいよ支援機がIPに進入しました。TOT指定時刻になり攻撃目標マーキング用の白リン弾が展開され、防空網への砲撃が止んだところでJTACは制圧が有効と判断しました。支援機が白リンを視認したため、JTACはマーキングから敵への距離方位を知らせます。今回は最終攻撃方位が指定されているので、支援機は方位を合わせ攻撃態勢に入ったら”IN”コールで攻撃態勢に入ったことを知らせます。ここで最後にJTACは、攻撃目標・支援機1番機・友軍の3点を確認し、安全を確保して初めて”Cleard HOT”を告げます。

    JTAC: “Winder 61, CLEARED HOT.”
    Winder 61、攻撃を許可。

    Attack Aircraft: “Winder 61, two AWAY.”
    Winder 61、爆弾2発投下。

    Attack Aircraft dash 2: “Winder 62, contact lead’s hits IN.”
    Winder 62、リード機のヒットを確認、攻撃態勢に入った。

    ~解説~

    ここで再びJTACは、攻撃目標・支援機2番機・友軍の3点を確認し、安全を確保してから”Cleard HOT”を告げます。

    JTAC: “Winder 62, from lead’s hits, west 50, CLEARED HOT.”
    Winder 62、リード機の弾着から西50m、攻撃を許可。

    Attack Aircraft dash 2: “Winder 62, two AWAY.”
    Winder 62、爆弾2発投下。

    ~解説~

    2番機はリード機の弾着をもとに修正量を伝達することが多いようです。
    以上攻撃により、目標は無力化されました。この後はBDA確認後Playtimeに余裕があれば支援を継続します。

    紹介は以上になります。
    COOPでここまで再現することは難しいとは思いますが、無線符号など参考になる点はいくつもあるかと思います。
    要望と時間があれば第2弾も企画します(๑•̀ㅂ•́)و✧

    #159764
    nekokichi59
    メンバー

    こんにちは。なんか需要があると聞いたので、知る限りのことをちょっと書いてみようかな、と思います。
    主にエディタさん向けではありますが、使用してる装備品をかんたんにまとめてみました。
    重要
    ・米軍は2012年以降の装備品を解説していくつもりです。
    ・使用されていないモノが記載されている可能性がある
    ・記載がないからといって使用されていないわけではない
    ・こんなもん使ってねーぞコラがあったらツッコミお願いします

    合衆国陸軍 (United States Army) 編
    -一般部隊

    アメリカ陸軍の兵士は、一般的にUCP柄で ACU(迷彩服)/コンバットユニフォーム(暑い場所向け形状の迷彩服)、
    IOTV戦闘ベスト、ACH戦闘ヘルメットを着用する。
    しかし国外軍の場合、現行の装備ではOCP/OEF-CP迷彩を使用し、IOTVだけでなくSPCSプレートキャリアを使用することもある。

    編成について

    ライフル分隊は4人(TL,SAW,GLN,RM)で構成されるファイアチームを2個と分隊長1人の計9人で編成されます。
    マシンガン分隊は9人(SQL,MG、AmmmoMan、MG、AmmoMan、Javelin,AmmoMan,Javelin,AmmoMan)から構成され、ライフル分隊を援護します。
    3個のライフル分隊と1個のマシンガン分隊、及び本部班3名(PL,PSGT,RATELO)から歩兵小隊が編成されます。
    ただし中隊長の判断により、本部版の編成が変更され、MED,FO等がアタッチされます。

    主要装備

    小銃
    ・M4カービン 擲弾手はM4カービンにM320擲弾銃/M203擲弾銃をレイルマウントを使用して接合しています。M150 RCO(所謂ACOG)、もしくはM68 CCOが使用されています。
    軽機関銃

    ・M249 PIP (RHSのShort/Longどちらでも問題ないと思われる)を使用します。M145 MGOが光学照準器として使用されている模様。
    
    ・M240B M145 MGO,TA648が光学照準器として使用されているようです。ただしライフル分隊に配備されることはなく、マシンガン分隊に配備される。

    拳銃
    ・M9ピストル 制式拳銃
     
    狙撃銃

    ・M110 SASS RHSではMk11(無印)として実装され、セミオートでの射撃が可能です。M110ではTitanサプレッサーが標準でセットされている。7.62x51mm (.308)弾を使用します。
    
    ・M2010 ESR 同じくTitanサプレッサーが標準でセットされています。ボルトアクションライフルですが、 .300 Winchester Magnumを使用し、M110よりも精密かつ長距離の狙撃に対応します。
    
    ・M107 対物ライフルとして使用され、.300WinMagでも届かないようなキロメートル級の狙撃に対応し、12.7x99mm弾を使用し、威力・射程ともに優れますが重量が非常に大きいです。

    どれも現在Leupold(リューポルド)のスコープを使用していると思います。現行はLeupold Mk.4 M5を使用していると思われます。

    対物火器

    ・M136 AT4 対物火器として使用されており、分隊に1本~2本程度配備されるようです。
    ・M203/320 UGL アンダーバレルグレネード。

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    -第75レンジャー連隊 (75th Ranger Regment)

    レンジャー連隊の兵士もUCPもしくはOCP迷彩を使用しています。RRV等、軽量なベストの着用例が多く、ヘルメットもOps-Core社のバリスティックヘルメットの着用例が多いです。
    現在Tri鯖のレポジトリには実装されていませんが、CIRASベストを着用していることが多いです。
    戦闘服として、Crye社の第三世代コンバットシャツ/パンツが使用される例が多い。
    

     主要装備

     小銃

    M4 w/SOPMOD kit 所謂M4A1 Mk.IIを使用している事が多いです。また、光学照準器としてSU-230/PVS(所謂エルカン)を使用していることも多いです。
    SCAR-L/H ごくごく少数ですが使用された例があります。こちらもエルカンを使用することがあったようです。

     軽機関銃

    M249 PIP 一般部隊と概ね同じなので割愛
    M240B レンジャー連隊は分隊内に機関銃手が存在することもあるようです。SAW手と混同して翻訳された可能性あり。
    Mk48 7.62mm弾バージョンのM249とも言うLMG。

     拳銃

    M9ピストル 米軍御用達
    G18/19ピストル 使用している例もあるようです。

     対物火器

    M3 MAAWS カールグスタフM3の名で知られる無反動砲です。専用の光学照準器を使用しています。
    M72 LAW 軽量な対物火器として運用されています。
    M136 AT4
    M203/320 UGL
    Mk13 EGLM

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    -第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊 (1st Special Forces Operational Detachment Delta/SFOD-D)

    特殊部隊の性質からあまり詳しい情報は判明しませんが、コンバットシャツだけでなく現地民のような服装をしている場合もあります。
    状況によってはAK系統を持ち込んでいた例もあるようです。とりあえず判明してる分だけ。
    

     主力小銃

    ・M4 w/SOPMOD kit おそらく最も使用されている小銃と予想されます。
    ・Mk17 CQB/Assult/Sniper Spt

     軽機関銃

    ・M249 PIP
    ・M240L L型はレポジトリに存在しませんが、配備されているようです。見た目で言うとBが近い

     狙撃銃

    ・M110 SASS 幅広く配備されていると思われます。
    ・M2010 ESR おそらく配備されている?

     拳銃

    ・M9ピストル
    ・G18/19ピストル 米特殊部隊御用達拳銃

     対物火器

    ・M72 LAW
    ・M203/320 UGL
    ・Mk13 EGLM

    -第160特殊作戦航空連隊 (U.S Army 160th SOAR(A) Special Operations Aviation Regiment (Airborne))
     こちらは戦闘がメインではありませんが、特殊部隊の輸送、回収、支援等を目的とした特殊任務航空隊です。
     MH-6/AH-6ヘリコプターや、特殊作戦仕様のMH-60の他、今は亡きMH-47等を使用して支援を行います。

     パイロットの装備として同じくUCP/OCP迷彩を着用し、HGU-65系ヘルメットを着用します。護身用の装備としてM4カービンが配備されているようです。

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    陸軍編はおわり。

    • この返信は8年前にnekokichi59が編集しました。
    • この返信は8年前にnekokichi59が編集しました。理由: 新しい資料からの情報に更新
    • この返信は8年前にnekokichi59が編集しました。理由: MG分隊改定
    #159772
    nekokichi59
    メンバー

    合衆国海兵隊 (United States Marine Corps, USMC) 編
    -一般部隊

    一般部隊ではMARPATのデザートタイプ/ウッドランドタイプを着用しています。
    ベストにはSPCベスト、もしくはMTVベストを着用しています。RHSではSPC、CUPではMTVベストが実装されています。
    ヘルメットにはLWHヘルメットを使用しています。

    編成について

    ライフル分隊は3個のファイアチーム(TeamLeader,Automachic Rifleman,Assistant AR(弾薬手),Rifleman)から編成されます。
    3個分隊と本部班(PL,PSGT)によってライフル小隊が編成されます。
    
    武器小隊は3個のマシンガン分隊(SQL、及びTL,Gunner,AmmoManの班2つ)からMGセクション、
    3個の軽迫撃砲分隊(SQL/Gunner,Asst Gunner,AmmoMan)、3個アサルトセクションより編成されます。
    
    3個ライフル小隊と1個の武器小隊から1個中隊が編成されます。
    
     (MCWP 3-11.1より)

     主力小銃

    ・M16A4ライフル 主力小銃として使用されており、AN/PVQ-31AやM68を光学照準器として使用しています。
    ・M4A1カービン 指揮官や衛生兵を中心として配備されてきましたが、現在すべてのM16A4を順次置き換えていっているらしいです。

     軽機関銃

    ・M249 PIP 分隊支援火器として運用されます。
    ・M27 IAR 分隊支援火器として運用され、中隊長の判断でM249とM27が配備されるため、混在することはありません。
    ・M240G/B 分隊に配備されることなく、武器小隊隷下のマシンガン分隊に配備されます。

     狙撃銃

    ・Mk11 セミオート方式の対人狙撃銃で、広く運用されています。
    ・M40A5 ボルトアクション方式の対人狙撃銃で、高い精度を持ちます。こちらはESRとは違い7.62x51mm弾。いずれRHSで実装されます。
    ・M107 対物ライフル。M8541Aが照準器として使用されていることもあるようです

     拳銃

    ・M9ピストル 米海兵隊制式採用拳銃
     

     対物火器

    ・M136 AT4
    ・M72 LAW AT4よりも軽量で、対人・対建造物・対軟目標火器として運用されています。
    ・M203 UGL

    ,
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    -Marine Raiders/MARSOC

     海兵隊内の特殊作戦部隊。
     Crye社の第三世代コンバットユニフォームを着用し、M81迷彩など幅広く着用します。
     RRVやCPCベストを使用しているようです。こちらもOps-Core社のバリスティックヘルメット、MICH2000ヘルメットを使用することが多いです。

     主力小銃

    ・M4カービン w/SOPMOD kit
    ・Mk18カービン 指揮官や衛生兵等はこちらを使用していると思われます。
    ・Mk17ライフル

     軽機関銃

    ・M249 PIP
    ・M240L

     狙撃銃

    ・Mk11/M110 SASS
    ・Mk13ライフル or M2010 ESR どちらかが配備されているようです。
    ・M40A6 配備はありますが、.300WinMagを使用する特別なものと言う予想があります。

     拳銃

    ・M9ピストル
    ・G18/19ピストル

     対物火器

    ・M72 LAW
    ・M203/320 UGL
    ・Mk13 EGLM
    #159777
    nekokichi59
    メンバー

    合衆国海軍 (U.S.Navy) 編
    -U.S. Navy SEALs (SEa,Air,Land = SEAL)

    言わずと知れた米海軍の特殊部隊
    Crye社のG3コンバットユニフォームの着用例が多く、AOR-1/2やM81迷彩や3CD等、幅広く使用例があります。
    ベストにはRRVやLBT6094、実装はされていませんがJPC等、幅広い使用例があります。
    ヘルメットはOps-Core社のバリスティックヘルメットや、MICH2000等コレもまた幅広い使用例があります。
    状況によっては現地民のような服装、AK等を使用している可能性があります。

    編成について

    通常任務は2-4人の1班で構成。
    小隊は14-16人から構成される。

     主力小銃

    ・M4カービン w/SOPMOD kit ひょっとしたら既に使われていないかも。少なくとも名称はMk18に統一
    ・Mk18カービン
    ・Mk17ライフル

     軽機関銃

    ・M240L
    ・Mk48

     狙撃銃

    ・M107
    ・Mk13 or M2010
    ・Mk20 SSR SCAR-H/Mk17の狙撃銃(DMR)バージョン。

     拳銃

    ・SIG P226
    ・H&K HK45

      
     対物火器

    ・M72 LAW
    ・M3 MAAWS
    ・M203/320 UGL
    ・Mk13 EGLM

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    -SWCC (Special Warfare Combatant-craft Crewmen, SWCC)
     あまり知られてないチームなので解説

    SWCCと書いてスウィック、と発音する。海軍特殊戦コマンドに属し、SEALチームの支援を主任務とします。
    しかし海軍特殊戦徽章を保有しないため、SEALと混同されやすいですが別組織となります。 Team-12,21,22がSWCCとなります。
    Mk.V SOCやRHIB、Team-22がSOC-Rを保有します。映画「Act of Valor」序盤で颯爽と駆けつけたのが彼らです。

    装備

    AOR-1/2(NWU2/3)を着用し、CIRASベストを使用している例が多いです。
    ヘルメットはMICH2000の着用例が非常に多く、ヘルメットカバーだけでなくシェルそのものに塗装していることが近年は多いです。
    また、舟艇搭乗員という性格からか「DH-132AS / RHIB」(CVCヘルメットで代用できるかも)を使用している例もあります。ただし操舵員とかだけかも。

    小銃

    ・Mk18カービン 舟艇搭乗員、と言う性格から、所持はするがよっぽど使わない。
    

    拳銃

    ・M9ピストル
    ・G18/19ピストル おそらくこの2艇が採用されてると推測します。多分…

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    合衆国空軍 (U.S.AirForce) 編
    -空軍特殊作戦コマンド (Air Force Special Operations Command,AFSOC)
     特殊部隊要員の潜入支援やISR、CSAR活動を実施する部隊です。JTACやPJはここの管轄。

     装備

    G3コンバットユニフォームやG3フィールドユニフォームの使用例があり、マルチカムやM81、3CDなどの迷彩の使用例が確認されています。
    ベストはRRVやLBT6094等の使用例があります。それ以外もJCP(未実装)等、幅広く活用されてます。
    ヘルメットはOps-Core社のバリスティックヘルメット、MICHヘルメット系統が確認されています。

     主力小銃

    ・M4カービン w/SOPMOD kit
    ・Mk18カービン
    ・Mk17ライフル

     軽機関銃

    ・M240L
    ・M249 PIP

     狙撃銃

    ・M107
    ・Mk13 or M2010
    ・Mk20 SSR SCAR-H/Mk17の狙撃銃バージョン。

     拳銃
    ・G18/19ピストル

     対物火器

    ・M72 LAW
    ・M203/320 UGL
    ・Mk13 EGLM
    #165706
    hako
    ゲスト

    海兵一般では正式な採用年度は分かりませんが、最新のボディアーマーはKDH社のPlate Carrier(PC)、およびImproved Modular Tactical Vest(IMTV)が配備されています。PCはSPCの改良版、IMTVはMTVの改良版になっていますがIMTVのほうは重いため評判が良くなく、後方配備に回され砲兵や2線級部隊で見ることができます。
    2つの配備と合わせてボディアーマーとの併用に問題があったILBEも更新され、FILBEが配備されています(ARMA3内でこのうちUSMC Assault Packが再現されていますが色が全く違います・・・)。ついでにUSMC Chest Rigというのもありますが、陸軍で言うTAPと同じもので、アーマーのクイックリリース等を阻害することなく装着することができます。
    M40A5ではシュミット&ベンダー PM2 3-12 LPが使われてます。バカ高いスコープですが性能は良いらしいです。
    銃剣はOKC-3Sという海兵専用のモデルを配備しています。陸軍等が採用しているM9多目的銃剣と違い、刃が鋼製で栓抜き等の機能が無く非常に攻撃的に作られています。とても海兵の精神を表している良い物です。
    MODで実装されてないものばかり書いても仕方ないのでこれ以上はやめておきます。

    #185265
    hako
    ゲスト

    マリにて、フランス軍の戦闘動画です。
    Kidalと比較してみてください。結構出来がいいことに気付くと思います。

    #185563
    michy_REV19
    キーマスター

    米軍フィールドマニュアルについて

    皆さんこんばんは、みっちータソです。

    皆さんは”フィールドマニュアル”について知っていますか?
    フィールドマニュアルとは軍隊で使われる教本の総称で、単にField Manualと呼ぶとアメリカ軍で使用されているものを指すことが多いです。
    アメリカ製のField Manualは部隊ごとや兵科ごとに用意されていますが、これらの一部は公式にインターネット上で主にPDFやhtml形式で公開されていて、誰でも閲覧することが出来ます。
    内容はもちろん全て英語で書かれていて、ページ数も数十~数百ページにのぼるため、全てを読むのは困難ですが、マジモンの戦術や部隊編成を勉強することが出来るので非常にオススメです。
    図表も結構多いので、画像だけパラパラ見てもいいかも。
    ちなみにユニフォーム等の装備に関しては、コロコロ変わるのでほとんど記載されていません。
    副次効果として英語の勉強も出来ます。

    アメリカ製のField Manualにはいくつかシリーズ(FM、ATP、ATTP、TC等)があり、管理記号とタイトルでググれば割と容易にPDFファイルが出てきます。
    PDFのダウンロードはセキュリティ的にアレがアレなところもあるので、閲覧・ダウンロードは自己責任でお願いします。
    下記オススメ品はみっちーに声をかけていただければURLをお渡し可能です。

    ☆おすすめField Manual☆
    1. FM 3-21.8 / The Infantry Rifle Platoon and Squad / US Army 2007年3月
    THE BIBLE。ファイアチーム~小隊規模での戦闘に関するイロハ、攻撃と防衛、火力支援の受け方についても書かれています。FTL講習会で教えている内容もここから引っ張ってきたりしています。

    2. ATP 3-21.8 / INFANTRY PLATOON AND SQUAD / US Army 2016年4月
    THE BIBLE進化系。FM 3-21.8はIBCTの歩兵ライフル小隊のみで、ABCTの機械化歩兵小隊、SBCTのストライカー歩兵ライフル小隊については別冊となっていましたが、統合され最新の情報が追加されました。800ページほどありますがバイブルのバイブルってかんじです。

    3. ATTP 3-21.90 / Tactical Employment of Mortars / US Army・US Marine 2011年4月
    迫撃砲。編成から運用・指揮まで。1冊でまりんこにも対応してるのがポイント高いです、FOのマストアイテム。

    4. FM 3-22.91 / MORTAR FIRE DIRECTION PROCEDURES / US Army 2008年7月
    FDC/FO向け。3番と併せてどうぞ。

    5. FM 3-05.70 / SURVIVAL / US Army 2002年4月
    読んで字の如く、生き残れ。Armaでは役に立たない情報がほとんどですが、来たる日のために読んでおいて損はないかも。

    6. FM 3-22.9 / RIFLE MARKSMANSHIP M16-/M4-SERIES WEAPONS / US Army 2008年8月
    ライフルの扱いと射撃について。鯖ゲーマーにもおすすめ。

    7. ATTP 3-20.97 / Dismounted Reconnaissance Troop / US Army 2010年11月
    IBCTの降車偵察中隊。偵察と監視ならコレ。

    8. MCWP 3-11.2 / Marine Rifle Squad / US Marine 2002年11月
    海兵隊版分隊行動規範。基本は陸軍と同じです。古いのしか持ってません。

    とりあえず歩兵だけ、戦車とか飛行機とかは聞いてください。良きミリタリーライフを☆

    #186746
    hako
    ゲスト

    MCWP 3-1/Ground Combat Operations/USMC 2002年
    …FMFM 1;Warfighting,FMFM 1-1;Campaigning,FMFM 1-2;The Role of the Marine Corps in National Defence,FMFM 1-3;Tacticsの6つのマニュアルを結びつける目的を持つマニュアルで、MAGTF(海兵隊空陸任務部隊)のGCE(地上戦闘部隊)が作戦を遂行するにあたってどのように立案・遂行するかの指標となっています。
    戦術や動きに関して細かいことは書いていないですが、小隊長/中隊長をやるときの参考に。

    #187202
    hako
    ゲスト


    米海兵隊の出撃準備の様子です。

    #197887
    hako
    ゲスト

    https://www.youtube.com/watch?v=BuApgjmqBu8
    COOPでの誤爆には気をつけましょう。

    #213400
    く”らぅん
    参加者


    Breachという戦術を動画で説明しています。
    要するに突破です。
    図とかいっぱいあるからかっこいいし、ABVというクルマがすごく欲しくなります。

    #213401
    く”らぅん
    参加者


    こちらはMovement to Contactという戦術です。
    接敵を得るための前進方法が詳しく説明されているのでかっこいいです。
    両方ともCoopには中隊レベルの指揮官くらいしか関係ありませんが、かっこよかったので紹介しました。

    #219243
    classic
    参加者
    #219272
    michy_REV19
    キーマスター

    Brevity使いたいマンいっぱいいるのにトゥイッターでボヤいてるだけでだーれも資料上げないので貼っときます。

    AFTTP(I) 3-2.5 [MULTISERVICE BREVITY CODES] (Jun 2005)
    AFTTP(I) 3-2.5 [MULTISERVICE BREVITY CODES] (Feb 2002)
    (管理番号は空軍で表記)
    Multiservice tactical brevity code – Wikipedia

    Brevity codeというのは航空戦闘管制や航空機同士の通信で使う用語(略語)です。
    ミサイル発射したときに使う”Fox Two”とか、爆弾切れたときに使う”Winchester”、あとは燃料僅少になったときに使う”Bingo”が代表例ですかね。
    空港でのTraffic Controllではなく戦闘に特化しています。

    手っ取り早く雰囲気を盛り上げられるのでおすすめですけど、知らない人にとってはわけわかんないと思うので最悪伝わらなくても差支えない場面で使うか意味を一緒に言ってあげるといいとおもいます。

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