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汎用機関銃を携行する機関銃手は、部隊の攻撃や防衛、機動を支援できる強力な火力です。通常は熟練した汎用機関銃チームのメンバーが機関銃手になります。作戦中、次のことを行います。

  • 自らの補助機関銃手と全ての武器に対して責任を持つ
  • 武器の諸元、運用方法をを熟知
  • 小銃分隊に付随するとき、汎用機関銃を使用する分隊長へ運用方法を助言する
  • 射撃チームが戦術的に展開している時に、射撃規制を尊守する
  • 全ての目標に対する武器の弾丸の効果を知っている
  • 武器分隊長を補佐し、代わりとして行動できるよう準備が出来ている
  • 分隊と小隊としての任務を理解している

装備

機関銃手は M240B や PKM といった大口径の汎用機関銃をもち、300 から 400 発ほど所持します。必要に応じて照準器と弾薬(通常弾や曳光弾)を選択します。また補助機関銃手と予備弾薬や予備銃身の有無を確認します。

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小隊付き軍曹は小隊の中でもっとも経験豊富な下士官であり、小隊長の次に責任がある副隊長です。小隊付き軍曹は小隊長が行なう戦術的機動や装備の展開位置、セキュリティの確保を補佐します。

小隊付き軍曹は公式には小隊長としての役割は行いませんが、伝統的に次のことが求められます。

  • 小隊が任務に向けて準備が出来ていることを保証する
  • 必要とあれば小隊長として指揮を取る
  • 必要とあれば隊を率い、割り当てられた命令の実行や管理をする。例えば支援射撃を行なうために隊を分割した場合は、小隊付き軍曹が指揮を執ります。これにより小隊長が現場に居なくても、無線を介し直接的に連携が取れるためです。大隊といった高レベルでの指揮下では、小隊付き軍曹は戦場の最適な目となり地域での作戦を支援します。
    • 車両や火器分隊が小隊へ増強されている場合、無線を通じて直接的に誘導や支援要請を行います。
    • 航空支援がある場合、大隊の前線観測員と連携をとり航空支援の要請や目標の標定、認識の一致を行います。より厳密な調整が必要な場合、大隊の前線観測員は一時的に小隊の位置へ移動するか、終末誘導を小隊付き軍曹へ委譲します。その時点で、小隊付き軍曹は航空機へ直接的に通信します。
    • 砲での支援がある場合、中隊の前線観測員と連携し、航空支援と同じように行い、砲撃支援や中止の要求を行います。
    • 支援物資が受け取れる場合は大隊指揮本部と連携し、ニーズを伝えいつ、どこで行われるかを決定します。
    • ヘリコプターでの侵入と脱出がある場合、作戦地域内に着陸地点を選定します。必要に応じて航空に誘導を行います。また歩兵の搭乗管理を補助します。
  • 小隊が再編制されたあと、弾薬と消耗品が適切に配分されるようにする
  • 作戦に向けて部隊の戦闘負荷を管理する
  • 部隊の負傷者収集地点を確立する。小隊付き衛生兵の移動を指示し、状況報告の疎かにさせず負傷者の搬送などする
  • 任務を理解し中隊と大隊長の意図を把握する

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戦闘部隊へ配置されるコンバット メディックは各小隊へ割り当てられます。負傷者収集地点や戦闘地点などで治療を行い、兵士の命を救ったりして部隊を支援する、重要な役職です。戦死すると治療できる人がいなくなってしまうので、なるべく交戦は避けて生き残ることを優先しましょう。

役割

主に小隊付き軍曹と行動を共にし、小隊が移動する時は小隊付き軍曹の後ろを、乗車時は小隊付き軍曹と同じ車両に搭乗します。緊急治療時は気道の確保や、整脈経由の点滴、痛みの制御、痛みを和らげる処置を行います。また次のことが求められます。

  • 様々な負傷に対し適切な治療の優先順位を決定
  • 小隊付き軍曹の監督の下、負傷者の後送を補助する
  • 適切な医療品を必要数、携行している
  • 小隊の負傷者収集地点を提案する

治療

ACE3 MODを使った治療方法はこちらのページを参考にしてください。
ACE3の医療システム

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Platoon Leader、小隊長は2つから3つの分隊を率いる役職です。部隊を統制し、中隊長の意図の範囲内であれば、自由に小隊を行動させられます。小隊長は、部下や小隊としての動き、武器、装備を理解している必要があります。

役割

  • 上級部隊の意向に沿い、課させられた任務を実行する
  • 部隊を統率する
  • 分隊の機動と戦闘を管理する
  • 分隊同士の連携に尽力する
  • 小隊としての次の動きを予測する
  • 支援の要請と管理をする
  • 重要となる装備を管理する
  • 適時に問題の把握と報告をする
  • 中隊長の意向と任務を理解する
  • 小隊付き軍曹と分隊長が立てる計画の報告を受ける

小隊長は状況を理解している必要があります。第1に現在の友軍、敵勢力、中立勢力、地系の情報があります。第2に任務を完了時の状態。第3に部隊が現在から任務完了時までに起こり得る、重大な行動および事象を想定します。最後に全体のリスクを評価します。

またミッションの中で、全体的な作戦を立てるのは小隊長の場合があります。そのさいは、
作戦立案の手引きを参考に任務達成に向けた行動を決定します。

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