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長くなったので分けます。
Arma 3 Coop向け 航空管制手引き
航空管制官編 ~管制官が心がけておいて欲しいこと~
① 作戦指揮官の指示を優先!
実際もそうですが、航空管制官は軍の一兵士でしかなく、管制官の上には上位指揮官が存在します。
Coopでは、その上位指揮官は中隊長や小隊長に当たります。
もし、作戦指揮官から「補給中の機体をスクランブル発進させよ」や、
「帰投の際の固定翼機の着陸は回転翼機の後に」などの命令を受けたら、必ず従って下さい。
もちろん別の方法で効率の良いやり方があればそれを提案しても構いませんが、命令されたらその通りに
航空機に指示を出しましょう。効率的な運用も大事ですが、何より作戦の成功・指揮官の意図が第一なのです。
② 着陸中の機体から目を離さない!
現実のパイロットは厳しい訓練を受け、限られた人のみが行う役職ですが、Coopではやりたい人なら誰でも出来る役職です。
中には不慣れなパイロットや、緊張しているパイロットもいるでしょう。
もしそんな方々が、ギアの出し忘れや些細なミスなどで墜落し、空港の運用に支障が出たらどうでしょうか?
それは、管制官としての責務を全うできていない、と判断されます。
そして、そういった事故を防ぐために適切な指示を出したり、アドバイスをするのが管制官の仕事です。
特に、着陸は航空機の操縦で最も難しく、事故が起こりやすい瞬間です。着陸許可を出した機体が居るなら、
その機体からは目を離さず、必ず着陸するまで監視をしてあげてください。
必要であれば着陸復行の指示を出すのもまた、管制官の仕事です。
③ 指示は簡潔・明瞭、言葉選びを大事に!
一般の通信兵でも同じ事が言えますが、パイロットが管制官の意図を間違って受け取らないように、
指示ははっきりとしていなければなりません。
パイロット編で上げた例のような、曖昧な指示を出していると、そのうち重大な事故を引き起こす事もあります。
ですから、誤解を受けることがないよう、的確な言葉を選び、伝えることが重要です。
また、これも一般の通信兵と同様ですが、大量の交信が短時間に集中することも稀にあります。
ですから、管制官は常に「最低限の言葉」でパイロットとやり取りをするように心がけましょう。
(お互いが管制用語を知っていればそれでやり取りするのも良いと思いますが、分からない相手に押し付けてはいけません。)
④ 着陸許可は最低でも2km手前までに!
パイロットが最も緊張する瞬間、それは着陸です。
旅客機の着陸進入は6~10海里(約11~18.5km)と、ゆったり準備しながら出来ますが、軍用機はそうはいきません。
そんな悠長なことをしていたら、あらゆる妨害を受けたり、進入経路に作戦地域が含まれてしまったりするからです。
Coopでは1~3kmの進入補助線がMapに記入されることが多いですが、これも通常に比べればかなり短い進入距離になります。
仮に飛行機が200km/h(約55.56m/s)で進入してきたとすると、500mでは約9秒、1kmでも約18秒しかありません。
(高度で言えば適正進入角3°を基準とすると、500m地点で約26m、1km地点で約52m)
そんな「着陸寸前」とも言える瞬間では、無線の送信キーを一つ押すだけでも集中力をかなり削がれてしまいます。
ですから、最低でも2km手前までには着陸許可を出し、パイロットが着陸操作に専念出来るように配慮しましょう。
(2km手前では着陸までに約36秒、高度は約105mの猶予があります。)
⑤ マーカーを置きすぎない
航空機を効率よく運用するためにはある程度マーカーを書き、WaypointやTaxiwayを作る必要が出てくると思います。
しかし、それらは過剰であると、却ってパイロットの混乱を招く事態になります。
最初から居るヘリコプターの分のスポットや、実際のマップ上に表記されている誘導路は問題ありませんが、
必要以上に細かな誘導路、使いもしないような大量のスポットを書く必要はありません。
パイロットはマップを見ながら操縦するのではなく、前を見て操縦するのです。
もし、どうしても細かい調整が必要な場所があれば、区画で分けて区画内の誘導を
地上の補給作業員に任せる、等の方法が有効です。
⑥ 「補給」よりも「航空管制」
Coopでは航空管制官が”Airport Crew”や”Deck Crew”と一纏めにされ、尚且つ作業チームの人数が少ない、
なんて事態も少なくはありません。
そんな場合、優先するべきなのは補給ではなく、管制業務です。
補給は帰ってきたパイロット等が自分で行うことが出来ますが、管制業務は空港に居る人間にしか出来ません。
もし、そんな差し迫った状況に追いやられることがあれば、心苦しいですが補給作業はパイロット等に任せ、
管制に専念すべきでしょう。
管制官として心がけておいて欲しいことは、以上の6つになります。
パイロット同様、管制の知識を集めたり、管制用語を覚えて英語で無線を送ることが出来れば、
Coopを更に盛り上げることが出来るでしょう。
それではこれからも、安全運行に心がけて下さい!