返信先: TRI Transport Safety Borad 報告書
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発生年月日 2019年12月14日
発生場所 Altis島東部
航空機種類 固定翼機
航空機区分 艦上戦闘機
型式 F-14B
運行者 操縦士(Pilot): Qeno/げの
兵装士官(WSO): OOM-7
事故等種類 誤爆
公表年月日 2019年12月15日
概要 制空戦闘及び対地支援攻撃任務に参加していた本機(Fifefly.1)は、作戦司令部の命令によりType 3 Control(※)の
発令を受け、地上友軍部隊の展開地点周囲に存在する敵車両を索敵していたところ、攻撃を必要とする車両を発見し、
これに対し精密誘導爆弾 GBU-12により攻撃を行った。
この攻撃に際し、誘導は本機WSOのレーザー照射に依って実施されたが、爆弾が本機のレーザー照射位置とは異なる地点へ
落下し、着弾地点に展開していた友軍の歩兵部隊を死亡または負傷、更に直近に着陸していた回転翼機を
破壊する事故に至った。
原因 原因の完全な特定には至っていないものの、可能性が高いものとして
「他機のレーザーが地上友軍部隊直近に照射されていて、これに爆弾が誘導された」
ことが考えられる。
死傷者数 不明 (死亡・負傷共に多数)
勧告・意見 多数の航空機が展開する状況下におけるType 3 Control(※1)実施時のレーザー誘導爆弾の使用を控えるべきである
これまでレーザー誘導方式による爆弾の投下はLOBL方式(※2)が主流であったものの、LOAL方式(※3)の登場に伴い
他の機体のレーザー照射においても簡単な精密爆撃が行えるようになった。
しかし、このLOAL方式(※3)では投弾する際、武装を使用する者が事前に特定のレーザーに対しロックオンを
行うことが出来ず、意図した地点とは別の地点へ着弾する問題が発生することは周知されており、使用には細心の
注意を払う必要があることは周知徹底されていた。
今作戦では固定翼機・回転翼機を合わせ12機の航空機による支援の元作戦が展開されており、レーザーの使用統制を
厳密に行うことは非常に難しい状況であった。
地上友軍部隊の危機的な状況に際し、迅速な攻撃を行うためType 3 Controlが発令されたものの、
使用可能な兵装はGBU-12に限定され、司令部からは無誘導による投弾を許可されるも、
移動する車両への効果的な攻撃を行うにあたり、レーザーの併用を余儀なくされた。
結果、どの機体がレーザーを使用しているか把握することが出来ず、本機では目標地点にレーザーの照射を確認した
のみで攻撃にあたって問題の無い状況であると誤認し、意図しない誘導が行われ誤爆が発生した。
以上のことから、先に述べたように多数の航空機が展開する状況ではレーザーの統制が難しく、それにより
意図しない誘導が発生する危険性を考慮すると、このような状況下ではType 3 Controlによるレーザー爆弾の使用は
大きなリスクを伴うものであると認識すると同時に、これを控えるべきであると勧告する。
また、本作戦に用いられたF-14Bの機体側のレーザー補足能力は、通常用いられるF-16やFA-18、その他先進的な機体に
比べかなり劣っており、誤爆が比較的起こりにくい近距離からの投弾においても本事案が発生したことから、
通常の攻撃時においてもレーザーの使用統制については厳密に行うことを、ここに改めて述べたい。
※1 航空機により敵を補足した際、自由攻撃を許可する攻撃統制
※2 Lock On Before Launchの略、兵装を発射する前にロックオンをする方式のこと
※3 Lock On After Launchの略、兵装を発射した後にレーザーを補足し、それに誘導される方式のこと