Sniper Team (狙撃班) とは?
狙撃班は、敵地に潜入し遠距離からの狙撃を行う兵種です。
通常は狙撃を担当するSniperと観測を行うSpotter (観測手) のペアで行動します。味方と離れて単独で行動することが多いため、有効に活用するには高い技量が求められます。
装備
狙撃手
Sniper Rifle – 目標に応じて狙撃銃または対物ライフルを装備。
観測手
Carbine – チームの護衛用に小銃を携行します。
Vector 21B Nite / 2CR5 Battery – 距離を測定する双眼鏡とバッテリー。
DAGR – Vectorと連携して座標を測定するGPS。
Kestrel 4500 – 風速を測定する装置。
弾薬は必要最低限で構いません。長距離を移動するので出来るだけ装備を軽くしましょう。
無線は観測手が 長距離無線機 を装備します。
Sniper / Spotter の役割
役割分担
狙撃手は目標を確実に無力化することのみに集中します。その他の測量、計算、通信などはすべて観測手に任せますが、互いにどちらの仕事も行える知識を持っている必要があります。不測の事態によって役割を交代することがあるからです。
One shot, One kill
できるだけ敵に察知されずに指定された目標のみを狙撃し、速やかに離脱するのが最も優れた狙撃兵です。無闇に重要度の低い敵と交戦して味方を危険に晒さないように注意しましょう。
待つのが仕事
狙撃班はRecon (偵察) や砲撃・航空支援のFO (前線観測) の役割を兼ねることがあります。その場合直接戦闘には参加せず味方のサポートに徹することになります。どのミッションでも索敵情報は非常に重要なので、情報伝達を欠かさないようにしてください。
狙撃の手順
1. レンジファインダー
Vector 21B と DAGR を使って目標までの距離、高度を測ります。
使い方は Fireteam Leader のページを参照してください。
2. レンジテーブル
狙撃銃を持って Shift + V を押すとレンジテーブル (射表) が表示されます。
下はM24ライフルのもので、武器によって射表は異なります。
Elevation – 目標までの距離 (Range) に対応した縦方向の修正値
Wind – 風速4m/sの時の横方向の修正値
3. Kestrel 4500 の使い方
Shift + K を押すと画面左上に風向きが表示されます。
目標の方角を向いて セルフ・インタラクション > Kestrel 4500 を押すとUIが表示されます。
まず中央のボタンを押してキャリブレーション (方位補正) します。
左のボタンを押すと表示が切り替わります。
CROSSWIND – 横風の風速 (方向は Shift + K で調べる)
HEADWIND – 正数が向かい風、負数が追い風
ALTITUDE – 現在の標高
4. 照準の調整
目標まで 785m の場合 (Elevation)
800m – 700m = 100m; 785m (85m) = 85%;
700m = 19moa; 800m = 26moa; 26 – 19 = 7;
7 * 0.85 = 5.95; 19 + 5.95 = 24.95
右から左へ 7.62m/s の風の場合 (Wind)
700m = 6.4moa; 800m = 7.9moa; 7.9 – 6.4 = 1.5;
1.5 * 0.85 = 1.27; 6.4 + 1.27 = 7.67 (4m/s);
7.67 / 4 = 1.91; 1.91 * 7.62 = 14.5
というわけで、矢印キーの↑を押して25moaに、→を押して14.5moaに調整します。厳密には彼我の高低差も考慮しなければいけませんが、この距離なら誤差の範囲内です。
伏せた状態で銃を構え、Shift + Space で安定させ、発砲します。
ちなみに、M24の照準線上にあるドットからドットまでが 1mil になっています。
1mil = 3.375moaなので、距離が700~800mの場合
26 – 19 = 7; 3.375 / 7 = 0.48 と、
ドットひとつ上下にずらすごとに約48mの距離差に対応できます。
参考にしたサイト: SilveryFortress
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