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#129545
airlinepilot
参加者

発生年月日 2016年3月8日
発生場所  Podagolosk
航空機種類 回転翌航空機
航空機区分 大型汎用輸送機
型式    CH-47F
運行者   airlinepilot 及び GELB
事故等種類 不時着(大破)
公表年月日 2016年7月29日
概要    CH-47Fは兵員輸送を終えた後、洋上でホバリング待機するよう指示されていたが
      小隊本部からの再三の偵察要求に応えるために交戦区域に接近、車両からの対空射撃を受け動力を喪失。
      被弾時に低高度にて静止状態であったため、安全な着地点へ向かえず、川辺の斜面に不時着した。

原因    この事故は機上の認識と地上の認識の齟齬が招いた事故である。
      この機体にはFLIR等の前方監視型赤外線装置を装備しておらず、偵察というのは名ばかりで目視での活動しかでき
      ないため効果は望めないと上申するも、小隊本部からの再三の要請を受諾してしまったために発生した事故である。
      機体は対地高度170m・後進対気速度9km/hにて右側銃座より偵察を実施していた。
      レーダーに車両反応を極めて近距離に確認し偵察要員へ伝達するも、対空射撃を受け即座に左旋回離脱行動が取られた
      が被弾しエンジンが停止。被弾時対地高度140m・前進対気速度100km/h・機首下げ30度であったため地面への到達まで
      15秒ほどしかなく、速度、高度共に不足していた事、現場周囲は森であり唯一直下を流れていた川周辺への不時着
      を決断せざるを得ない事があり無理な飛行となった。左バンク角最大30度右バンク角最大60度に達する懸命の操縦に
      より川辺へ進入したものの、河への着水を回避すべきと機長が判断。左岸へ進入したが右水平方向へのモーメントを相殺
      することができずに斜面へ降下率5m/sで滑り落ちる形で接地した。着陸直後は異常なかったが間も無く機体は大破
      停止した。乗員2名の内機長が生存、銃座にて起立していた副操縦士は死亡した。

死傷者数  1名(副操縦士)
勧告・意見 今回、機上からの不可能であるという上申に対して地上部隊からの再三の偵察要求があったことは相互の状況判断に
      著しく乖離が見られ問題であり、機長は拒否すべきであった。      
      最終的な決断は全て機上にあり、地上部隊上官からの「命令」であってもそれを「拒否」することが出来ることを
      各操縦士には再認識させるべきである。
      ARMAの物理エンジンにおいて、車輪付航空機の横方向へのモーメントは著しい機体へのダメージを負ってしまうため、
      そのような接地を行わないことが求められるが、15秒という時間及び厳しい周辺環境における今事例では回避でき
      なかったとした。接地時に機体へのダメージは無かった事からもこの物理エンジン上の特性は修正されるべきである。
      また、機体が全損しているが機内で生存者が居る場合、機長が降機してしまうと再度機体には乗れなくなり
      オブジェクト自体も破損モデルになってしまうため、慌てずに他の乗員の生存者を確認してから降りるべきである。
備考    事故当時の記録映像