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#239793
く”らぅん
参加者

これまでの皆さんの貴重な記録を元に、ヘリコプター運用において頻度の高い事故要因についてピックアップしてみました。
AFM使用やオスプレイのベクタリング関係等、普遍的でないものは除いてあります。
なお記録された事故のほとんどは着陸進入時または攻撃進入時に発生しています。
事故はほとんどが攻撃時か着陸時に発生する」ということをパイロットの皆さんは頭に刻んで下さい。

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要因1 降着地点のクリアランス確認不全

具体的事例:
”着陸しようとした位置付近の木に衝突” ”離陸時に横滑りし付近の障害物に衝突”

分析:
自機の降着位置の直近に障害物がある場合、事故が発生する可能性があります。その機体が着陸できる充分なLZが確保されていたとしても、その端の方に降着して植生等と接触し機体が破損するような事故が少なくありません。LZの広さがよく議論になりますが、事故の大半は適切な広さのLZが確保された状況での着陸で起きています。特に斜めに降下していくのではなく真下に向かって直降下するような着陸を行うと、視界が取れず事故が起きる可能性が高まります。

解決案:
パイロットはLZ自体の確認はもちろん、LZ内の実際に降着位置まで事前に決定しておくべきです。接近すればするほど死角が増え、障害物との距離感も測りにくくなっていきます。ある程度遠距離から「この位置に着陸する」と安全な降着位置を決定して、その位置の直上に着陸することで障害物と衝突する危険を大きく減らすことが出来るはずです。またその地点を逃した場合、無理に着陸しようとせず一度離脱する判断もかなり重要となるでしょう。

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要因2 進入時の速度超過

具体的事例:
”着陸進入時にLZを通過して木に接触し墜落” ”攻撃時に引き起こしが間に合わず地面に衝突”

分析:
進入時の速度が高すぎた場合、事故が発生する可能性があります。これは着陸時攻撃時に共通する事故要因の一つで、ほとんどの事故にこの要因が含まれています。事前にLZをきちんと確認せず減速を怠ったり、攻撃時に目標を撃破することに囚われすぎて機体のピッチ角を大きく取りすぎたりといったことが速度超過を起こす原因となります。

解決案:
進入する際には速度を落として下さい。着陸時は100km/h以下で斜めに降下するような進入態勢に入ればLZを行き過ぎるようなことはありません。攻撃時には目標の撃破と同じくらい機体の速度に気を配って下さい。深追いしすぎないことが速度超過しない最大のコツです。

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要因3 進入時の高度超過

具体的事例:
”着陸進入時に高度が高すぎた結果直降下し視界不良で墜落” ”着陸進入時にAAAにより被撃墜”

分析:
進入時の高度が高すぎた場合、事故が発生する可能性があります。これも多くの事故に共通する要因の一つで、速度超過の原因にもなる事象です。逆に速度超過が原因で高度を高く取らざるをえない場合もあります。偵察時などは高高度を取ることが戦術的に有利になりますが、着陸や攻撃の進入時は低高度を維持する方が速度超過を起こしにくく安全性が高まります。特に敵から射撃を受けている際は必ず高度を落として下さい。撃墜された事案では、意味もなく元の高度を維持して敵の射線に入り続けている場合が多いです。

解決案:
進入する際には高度を落として下さい。確実に障害物にぶつからない程度の低高度を維持して着陸や攻撃の進入を行う方が事故の確率が大きく減ります。

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以上3点が頻度の高い事故要因ですが、これを元に考えるとヘリコプター輸送の際は
低速度かつ低高度で明確な降着位置を決めて進入し着陸する
を遵守すれば9割以上の事故は起きなかった気がしてなりません。
どちらかと言えばこれは操縦方針の問題で、いわゆる技術とは少し違うような気がします(もちろん相当な操縦技術があれば上記をカバーできます)。
単純に練習していても事故が減らないような場合はこういった方針に問題があるのかもしれません。
逆にこれを守っても事故した場合は純粋な技術不足で、最低限の機体の操作が出来ていないってことですね。

色々な意見はありますが、僕はこういうスレはかなり重要だと思います。
恥を忍んで(忍んでなかったらダメです)書いてくれた報告は後々のパイロットの知恵となるはずです。
みんなで事故墜落を減らすために頑張りましょ~