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ARMA3 フィールドマニュアル: Machinegunner 機関銃手
汎用機関銃を携行する機関銃手は、部隊の攻撃や防衛、機動を支援できる強力な火力です。通常は熟練した汎用機関銃チームのメンバーが機関銃手になります。作戦中、次のことを行います。
- 自らの補助機関銃手と全ての武器に対して責任を持つ
- 武器の諸元、運用方法をを熟知
- 小銃分隊に付随するとき、汎用機関銃を使用する分隊長へ運用方法を助言する
- 射撃チームが戦術的に展開している時に、射撃規制を尊守する
- 全ての目標に対する武器の弾丸の効果を知っている
- 武器分隊長を補佐し、代わりとして行動できるよう準備が出来ている
- 分隊と小隊としての任務を理解している
装備
機関銃手は M240B や PKM といった大口径の汎用機関銃をもち、300 から 400 発ほど所持します。必要に応じて照準器と弾薬(通常弾や曳光弾)を選択します。また補助機関銃手と予備弾薬や予備銃身の有無を確認します。
ARMA3 フィールドマニュアル: Platoon Sergeant 小隊付き軍曹
小隊付き軍曹は小隊の中でもっとも経験豊富な下士官であり、小隊長の次に責任がある副隊長です。小隊付き軍曹は小隊長が行なう戦術的機動や装備の展開位置、セキュリティの確保を補佐します。
小隊付き軍曹は公式には小隊長としての役割は行いませんが、伝統的に次のことが求められます。
- 小隊が任務に向けて準備が出来ていることを保証する
- 必要とあれば小隊長として指揮を取る
- 必要とあれば隊を率い、割り当てられた命令の実行や管理をする。例えば支援射撃を行なうために隊を分割した場合は、小隊付き軍曹が指揮を執ります。これにより小隊長が現場に居なくても、無線を介し直接的に連携が取れるためです。大隊といった高レベルでの指揮下では、小隊付き軍曹は戦場の最適な目となり地域での作戦を支援します。
- 車両や火器分隊が小隊へ増強されている場合、無線を通じて直接的に誘導や支援要請を行います。
- 航空支援がある場合、大隊の前線観測員と連携をとり航空支援の要請や目標の標定、認識の一致を行います。より厳密な調整が必要な場合、大隊の前線観測員は一時的に小隊の位置へ移動するか、終末誘導を小隊付き軍曹へ委譲します。その時点で、小隊付き軍曹は航空機へ直接的に通信します。
- 砲での支援がある場合、中隊の前線観測員と連携し、航空支援と同じように行い、砲撃支援や中止の要求を行います。
- 支援物資が受け取れる場合は大隊指揮本部と連携し、ニーズを伝えいつ、どこで行われるかを決定します。
- ヘリコプターでの侵入と脱出がある場合、作戦地域内に着陸地点を選定します。必要に応じて航空に誘導を行います。また歩兵の搭乗管理を補助します。
- 小隊が再編制されたあと、弾薬と消耗品が適切に配分されるようにする
- 作戦に向けて部隊の戦闘負荷を管理する
- 部隊の負傷者収集地点を確立する。小隊付き衛生兵の移動を指示し、状況報告の疎かにさせず負傷者の搬送などする
- 任務を理解し中隊と大隊長の意図を把握する
ARMA3 フィールドマニュアル: Medic/Corpsman 衛生兵
戦闘部隊へ配置されるコンバット メディックは各小隊へ割り当てられます。負傷者収集地点や戦闘地点などで治療を行い、兵士の命を救ったりして部隊を支援する、重要な役職です。戦死すると治療できる人がいなくなってしまうので、なるべく交戦は避けて生き残ることを優先しましょう。
役割
主に小隊付き軍曹と行動を共にし、小隊が移動する時は小隊付き軍曹の後ろを、乗車時は小隊付き軍曹と同じ車両に搭乗します。緊急治療時は気道の確保や、整脈経由の点滴、痛みの制御、痛みを和らげる処置を行います。また次のことが求められます。
- 様々な負傷に対し適切な治療の優先順位を決定
- 小隊付き軍曹の監督の下、負傷者の後送を補助する
- 適切な医療品を必要数、携行している
- 小隊の負傷者収集地点を提案する
治療
ACE3 MODを使った治療方法はこちらのページを参考にしてください。
ACE3の医療システム
Arma3 フィールドマニュアル: Platoon Leader 小隊長
Platoon Leader、小隊長は2つから3つの分隊を率いる役職です。部隊を統制し、中隊長の意図の範囲内であれば、自由に小隊を行動させられます。小隊長は、部下や小隊としての動き、武器、装備を理解している必要があります。
役割
- 上級部隊の意向に沿い、課させられた任務を実行する
- 部隊を統率する
- 分隊の機動と戦闘を管理する
- 分隊同士の連携に尽力する
- 小隊としての次の動きを予測する
- 支援の要請と管理をする
- 重要となる装備を管理する
- 適時に問題の把握と報告をする
- 中隊長の意向と任務を理解する
- 小隊付き軍曹と分隊長が立てる計画の報告を受ける
小隊長は状況を理解している必要があります。第1に現在の友軍、敵勢力、中立勢力、地系の情報があります。第2に任務を完了時の状態。第3に部隊が現在から任務完了時までに起こり得る、重大な行動および事象を想定します。最後に全体のリスクを評価します。
またミッションの中で、全体的な作戦を立てるのは小隊長の場合があります。そのさいは、
作戦立案の手引きを参考に任務達成に向けた行動を決定します。
Arma3 フィールドマニュアル: Asst. Automatic Rifleman/Asst. Machinegunner
Asst. Automatic Rifleman/Asst. Machinegunner (弾薬手) とは?
Asst. Automatic Rifleman/Asst. Machinegunner (Asst.AR/Asst.MG) は射手の弾薬や装備品を運搬し、サポートを行う兵種です。
アメリカ海兵隊の場合は分隊内にGrenadierの代わりにAsst. Automatic Riflemanが配属され
Asst. Machinegunnerは分隊支援火器より大口径の機関銃手と共に配属されます。
主な装備
Assault Rifle
基本的にはRiflemanと装備自体はほぼ代わりありません。必然的に自身の所持弾数は少なくなるため他の隊員と弾薬が共用のものを選びましょう。
Ammo
弾薬手と名の付くとおり、Automatic RiflemanやMachinegunnerの弾薬を持ってあげましょう。二人で分配すれば重量も軽く済みます。
Spare Barrel
予備のバレルは重くかさばります。弾薬手が代わりに所持すれば重量を分散させることができます。
Asst.Automatic Rifleman/Asst. Machinegunner の役割
射手と二人で行動
射手の射撃の観測や、側面や後方の警戒をしましょう。制圧射撃中に射手が弾切れになった時は弾薬手が代わりに制圧射撃をする時です。
バックパック内に弾薬を入れる
バックパック内に予備の弾薬を入れておけば射手がアクションメニューから素早く弾薬を取り出すことができます。射手と連携を取りましょう。
ARMA3 フィールドマニュアル: Designated Marksman 選抜射手
Designated Marksman (選抜射手) とは?
Designated Marksman は Sniper と違い一般部隊に配備される兵種です。分隊内でも通常より長い距離での交戦が可能になります。
またその使用武器もアサルトライフルより大口径で命中精度も高く、数発の射撃で目標に命中させる事が求められるクラスです。
主な装備
Marksman Rifle
通常のライフルより大口径であったり、より精密な射撃が可能になっています。基本フルオートでの射撃は出来ないので可能であれば近接戦闘用の拳銃を持っていきましょう。
Range Card
Range Cardは目標までの距離に応じてスコープを調整する為のツールです。
Vector 21
距離を計測できる双眼鏡です。Rキーで距離、Tabキーで方位度数が表示されます。
Designated Marksman の役割
高脅威目標の排除
敵の機関銃陣地やMachinegunner、Sniperなどを排除するのが主となります。Rifleman以外から率先して倒しましょう。
偵察や斥候
スコープ付きのライフルを装備している為、それだけでも分隊内でもかなりの偵察能力を持ちます。いち早く味方の脅威を発見しましょう。
一時的な単独行動
例えば敵の重機関銃を発見した場合、単独での排除を命じられることもあります。素早く無力化できるように様々なツールの使い方を学んでおきましょう。
Arma 3の射撃ガイド
基本的な小銃と照準器、アタッチメントを使って目標に弾を当てる方法を紹介します。使うMODはTRI Gaming Arma3 Coop Serverと同じですが、ExileやEpoch、Life系でも応用できると思います。
ミッションが始まって装備を選ぶ際に、ずらずらと表示される様々な照準器がありますが、適切な照準器の使い方を知っているだけで命中率を上げられます。
ARMA3 フィールドマニュアル: Squad Leader 分隊長
Squad Leader (分隊長) とは?

Squad (分隊) は2~3個のFireteamで構成され、Squad Leader (SL) がこれを指揮統率します。Squad Leader、分隊長は部下が行なう行動全てに責任を持ちます。流動的な近接戦闘下においては、上級部隊からの命令なしに独立して行動できます。
小隊長が作戦の方針を決めるとすれば、それを現場で実行するのが分隊長です。自分の裁量で分隊を動かすことができますが、素早い状況判断とコミュニケーションが要求されるため、最も経験が必要なクラスでもあります。Coopの成功は分隊長の活躍にかかっていると言っても過言ではありません。
主な装備
Assault Rifle
SLの武装は最小限で構いません。戦闘はFTLに任せて指揮と通信に専念しましょう。
AN/PRC-152
BLUFORの個人携帯用無線機です。SLは分隊内と他の部隊向けに2つのチャンネルを同時に使います。
Maptools
マップツールは他の人のマーカーをコピーしたり地図に線を書く時に必要です。
MicroDAGR
マップビュー付きの便利なGPSです。Homeキーで画面に表示、さらに押すと拡大して表示を切り替えることができます。非表示にするにはAlt + Homeキー。
Squad Leader の役割
情報を共有しよう
適時に正確な状況報告を行なう。情報伝達はとても重要です。小隊長は後方にいることが多いので、分隊長からの報告がないと前線の様子が分かりません。常に味方と情報を共有することを心がけましょう。
- 規模、活動、場所、時間、装備
- 自分隊の位置、進捗状況、KIA 数、弾薬数、装備の状態
また小隊全体としての動きを理解し、必要とあれば小隊長として行動します。
ゲームの流れ
- 無線交信チェック。Additional Channelを設定して分隊内と小隊指揮チャンネルの両方を使います。
- 配下のFTLに対して装備の指示や車輌の割り当てを行います。
- 小隊のブリーフィングに参加し、その後分隊員を集めて作戦を説明します。
- 移動中は定期的に状況をPLに報告します。また他隊の状況を把握して足並みを揃えます。隊形や速度を細かく指示していきましょう。
- 接敵したら状況に応じて攻撃・迂回・後退などを指示します。他隊と連携し、必要なら支援を要請しましょう。必ずしも事前の作戦通りに動くことが良いとは限りませんが、変更したい場合は小隊長の許可を取ってください。
Weapons Squad Leader 武器分隊長
武器分隊長は通常、小隊付き軍曹の次に熟練した分隊長で、小銃分隊としての任務を遂行できます。武器分隊長は次のことを行なう必要があります。
- 射撃を管理する
- 小隊長へ汎用機関銃の展開場所を提案する
- 汎用機関銃を使った援護射撃ができるよう、小隊長と調節して計画を立てる
- 弾薬の消費を監視する
- Javelin-CCMS を使った防衛時や攻撃時の監視位置が最適となるよう、小隊長と調節する
- 必要に応じて小隊付き軍曹としての役割をこなす
- 小隊と中隊としての任務を理解する